スポンサーサイト

--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Incoming Cerebral Overdrive ♪「Le Stelle: A Voyage Adrift」

2012年10月18日 22:43

ico3.jpg
【Artist】Incoming Cerebral Overdrive >facebook<
【Title】Le Stelle: A Voyage Adrift
【Rate】10/10

Alternative / Experimental / Hardcore

『淡々とした粗暴』。 異次元ミニマルハードコアサウンドに打ちのめされろ。
イタリア出身のハードコア5人組による、2012年作3rdフルアルバム。

冒頭#1「Mirzam」のイントロから畳み掛けるミニマルリフに圧巻。7拍子に14の音符をきっちりと詰め込んだリフが凄まじい。
疾走感のあるリズムに荒々しいギターサウンド、やはり激しく、吐き捨てる様な粗暴さ溢れるヴォーカル。こう書けばシンプルな疾走ハードコアだが・・・しかしマスロック的な方法論を消化したリフ捌きが曲者。結果シンプルでも何でもなく、プログレッシヴハードコアだとかマススラッジだとかの妙な呼び方をした方がしっくりくる音像をつくりあげている。

背後に混ざるスペイシーなシンセサウンドや呪術めいたコーラスが実にカオティックな#3「Betelgeuse」を始め、荒く攻撃的なギターサウンドでゴリゴリと刻みまくる部分が全編で目立つがもちろんそれだけでは無い。中盤音圧が引きアトモスフェリックな雰囲気からドゥーミーに鈍化していく#6「Pherkad」、一方でリフのセンスはそのままながらどこかハードロックな明るい疾走感を含んだ#9「Bellatrix」などなど。デスメタルやプログレッシヴロックの香り、そして複雑かつタイトなリズムが縁の下となり、淡々としたフレーズ達の攻撃性がこれでもかと際立つ楽曲陣は威圧感十分。

無感情と激情が一緒になった様な音像は正に無類。硬質なメタルとは違う、粗野な風貌で展開するテクニカルサウンドをご賞味あれ。

【for fan of what ?】
前作「Controverso」はもう少し前のめりで混沌としており、The Fall Of Troyからポップネスを排除し、デスメタル方面へシフトした感じ』といった印象が強く、全体像としてはDillinger Escape Planにも近いカオティックハードコアの輪郭がありました。今作はと言えばカオスさが減少した一方で、ミニマルリフ超強化によりさらに謎次元へ旅立った感があります。
「TOOLから神秘性を排除した上で邪悪さをぶち込んでみました」あるいは「Sleeping Peopleがデスメタル始めました」といった風情です。どんなだ。

素直に近いサウンドを進めるならKeelhaulでしょうか。あちらもハードコア然としながらやってる事はやたらテクニカルです。

【↓here is the sound !↓】 曲リストも追記にて。
"Betelgeuse"

長々と語りましたが、聴けば分かるさ、というものでもあり。

【Track Listing:】
01.Mirzam
02.Sirius
03.Betelgeuse
04.Kochab

05.Adhara
06.Pherkad
07.Sirius B
08.Polaris
09.Bellatrix
10.Rigel
関連記事
スポンサーサイト


コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://masterofslach.blog114.fc2.com/tb.php/412-51537807
    この記事へのトラックバック



    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。