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Alcest ♪「Écailles」

2011年06月11日 01:14

Alcest_-___cailles_De_Lune.jpg
【Artist】Alcest >myspace<
【Title】Écailles
【Rate】10/10

Other

濃い朝霧の中を歩く様な、夜の海岸を歩く様な。

ブラックメタルの界隈から生まれるも、その狂気・暴虐性とは逆行する世界観を構築する。Neige氏のソロ・プロジェクト:Alcest(フランス語読みで“あるせ”)の、2010年作2ndです。タイトルを訳すと「月の鱗」となるらしく、邦題として「月燐悲散」と付けられています。

和音が重なる厚みのあるギターに、僅かな緊張感を持ったタイトなドラム。一歩引いた位置から、語りかけてくるような、切なくも温かみのある歌声。
空間を覆い埋め尽くすような音像ながら、そこから感じ取れるのは圧迫感ではなく、もやが満ちて行く様な感覚。深呼吸をしていっぱいに吸い込みたくなるような佇まい。#1「Écailles I」#6「Sur L'Océan Couleur De Fer」で特に目立ち、言葉少なに歌われるフランス語の歌詞を、つい鼻歌で追いかけたくなります。

一方で、ギターに埋もれるように響き渡るシャウトと、柔らかなトーンながらブラストビートの効いた#2「Écailles II」はブラックメタルから孤高のエッセンスを抜き出した様な一曲。後半はぐっと静けさを浮き上がらせ、漂う様に拡がっていきます。

悲しみに近くて遠い、ノスタルジックにも似た多幸感。何とも言えない感情の妙を体現する、深い深い音楽です。

【for fan of what ?】
デプレッシヴ・ブラック/シューゲイズ・ブラックというジャンルの第一人者として挙げられる機会も多いAlcest。「ブラック」という言葉はあくまで出身地みたいなもので、メタルと言うべき硬質・攻撃的な側面は皆無と言ってもいいでしょう。「癒し」あるいは「浸る」ような音楽を求める、全ての方に。

関連バンドとしてはAmesoeurs(既に解散、リーダーがNeige氏です)や、JesuISISの様なバンドが良く引き合いに出されます。世界観から、Opeth(特にDamnation)好きな方にも是非。

【↓here is the sound !↓】 曲リストも追記にて。
“Sur L'Océan Couleur De Fer”

この曲の持つ神秘的な浮遊感は、もののけ姫とかのジブリ系にも訴えかける勢いだと思う。

【Track Listing:】
01. Écailles De Lune (Part I)
02. Écailles De Lune (Part II)

03. Percées De Lumière
04. Abysses
05. Solar Song
06. Sur L'Océan Couleur De Fer


ていうか全曲好きです。
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