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The Human Abstract ♪「Digital Veil」

2011年03月24日 00:00

human-abstract-the-digital-veil.jpg
【Artist】The Human Abstract  >myspace<
【Title】Digital Veil
【Rate】9/10

Metal / Progressive / Rock

LAを拠点とするメタルコアバンド、The Human Abstractの3rdアルバム。2011年作です。
彼らのサウンドで主軸となるのが、テクニカルかつ流麗なネオクラシカルリフ。今作でもイントロトラックから、アコギによるクラシックの夜想曲を連想させる旋律が爪弾かれ、切なく幕を開ける。ディストーションが入り、ヒロイックに盛り上がる。

で。次に繋がるん。ですけど。

#2「Complex Terms」で展開されるのは、クラシカルなフレーズと共に迫ってくる、重厚さ全開のスラッシュリフ。さらに地を這う様なグロウルが耳を襲い・・・あれ?バンド違う!?
と言う訳で、大幅なメンバーチェンジ(後述)を経てリリースされた今作。非常に新鮮な逸品です。

先述の通り、ネオクラシカルなギターフレーズが全体に散りばめられています。しかしその音像は剣呑としたもので、シンフォニック・荘厳という印象とはかなり遠い所にあります。ヴォーカルの迫力や変拍子を組み込みミドルテンポ主体に攻めるリフの重さも手伝って、殺伐とした世界観を展開させます。
タイトルトラック#3「Digital Veil」ではむしろ混沌としたデスラッシュを感じさせる程。ノイズに浸食される演奏と声が正に「デジタル化したヴェール」を想起する、色んな意味でアルバムを象徴する一曲。
一方で、#5「Antebellum」の様な、哀愁漂うメロディーが目立つ曲も。激しい曲が並ぶ中で、アルバムに緩急を付けてくれている一曲。

刻みつける様な攻撃力と悲壮感を煽るメロディーが融合した、かなりカオティックな逸品。

【for fan of what ?】
前作からの違いとしては、やはりメンバーチェンジの影響が強く出ています。
まず、Key.:Sean Leonard氏とGt.:Andrew Tapley氏、さらにVo.:Nathan Ells氏の脱退。
そして、Gt./Piano:A.J. Minette氏の復帰と新任Vo.:Travis Richter氏の加入。・・・かなり入れ替わってます。

滅茶苦茶に壮大でプログレッシヴな2ndに比べると、非常にコンパクトになっている。ギターサウンドを前面に出した音の構成になっている。そして、グロウル大幅UP!・・・今までは「クセが無く力強いクリーンヴォーカル」がサウンドを主導して目立っていたため、スタンスがかなり変わったという印象です。
・・・彼ら、見事にアルバム毎のカラーが違ってますね。ヴォーカルの声質は前任と比べても割と似ているので、デスVo.に許容があればそれほど抵抗感は無いかなと。

そんな一枚ですが、Between The Buried And Meが好きな人なんかは、今作が一番ヒットしそうな気もします。その他、Protest The Heroなどテクニカルを追求するメタルコアが好きな方は是非。

【↓here is the sound !↓】 曲リストも追記にて。
“Faust”

今作のスタンスが最も分かりやすく出ている曲。シンセ皆無のネオクラって、珍しい気がする。

【Track Listing:】
01.Elegiac
02.Complex Terms
03.Digital Veil
04.Faust
05.Antebellum

06.Holographic Sight
07.Horizon To Zenith
08.Patterns
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