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Pin-Up Went Down ♪「2 Unlimited」

2011年02月18日 01:25

Pin-Up-Went-Down-2-unlimited.jpg
【Artist】Pin-Up Went Down  >myspace<
【Title】2 Unlimited
【Rate】10/10

Alternative / Metal / Progressive

2006年に結成されたフランス産ごった煮メタルデュオPin-Up Went Down。今作は2009年作1stでございます。

何を置いても、女声Vo.Asphodel嬢の存在感が凄まじい。
その歌唱、女流Mike Pattonか。はたまた西欧の椎名林檎か。
その歌声は、猫なで声の様な(過剰に)可愛らしいトーンから、ゴシック上等、大仰なオペラ歌唱まで。声優か何かですかと言いたくなる勢いで、くるくると表情を変えていきます。
そして楽器陣もやりたい放題(・・・と言っても、演奏は全てAlexis Damien氏)。「ゴシック、プログレ、スラッシュメタルを混ぜ、さらにファンクもジャズもぶち込んで・・・全体的にはポップな質感で仕上げときました!」といった風情で、滅茶苦茶につっこみ所満載。さらにAlexis氏、ホラー感全開な低音ウィスパーヴォイスとグロウルの使い手。そうです。ツインVo.です。

目まぐるしくジャンルを渡っていくクセに、ツギハギ感を感じさせない謎の統一感も凄まじい。
スラッシーなリフと共に「ニャーニャニャニャニャァ♪」とアッタマ悪そうな裏声が入り、ハイテンションかつ悪ノリ全開で始まる#3「Nearly Dead Bat Make-Up」。メタルと思わせ気が付けばファンク、と思えばゴシックメタル?・・・翻弄される聴き手をよそに、『Be!Obceane!Be,Be Aggressive!』 の掛け声があっけらかんと響く。
一方グロウルとダークなメタルサウンドで幕を開ける#6「Get Ready To Sweep」は始終シリアスで、コンセプチュアルなプログレメタルを感じる一曲。なめらかに表情を変える曲調に痺れます。
・・・かと思えば、#9「Human Beat Box Deluxe」は、いわゆる「全部俺の声」。人力ブレイクビーツっていうか何やってんすかAlexisさん・・・!
・・・そんなこんなで、曲ごとでも随分と表情が違います。

ポップですら「異質な要素」として飲み込む、カオティックの真髄が光る逸品。
【for fan of what ?】
カオティックハードコアが好きなら飛びついて損なしです。冒頭の通り、Mike Patton椎名林檎に反応した方も是非。
女性Vo.のキャラ立ちとごった煮感と言う意味では、Diablo Swing Orchestraに通じるものもあります。

そして彼ら、2人とも別に籍を置くバンドが存在します。

Alexis Damien:
・完全に同じ趣味なごちゃごちゃメタルCARNIVAL IN COAL(どうやら既に解散?)
・大仰マジメでデス微小な、スラッシュ×ゴシック、Wormfood

Asphodel:
・全編オペラなAsphodel嬢のVo.と、デス/クリーンを分ける男声Vo.が交錯する、クラシカルメタルブラック風味。Penumbra
・既に解散、情報も入手ならずのNowonmai

特にCarnival In Coalは、音楽性近いです。

オシャレなアートワークも相まって騙されてしまいそうですが、1990年代のテクノダンスユニット:2 Unlimitedとは何の関係もないです。こいつらじゃ踊れませんから。
【↓here is the sound !↓】 曲リストも追記にて。
“Nearly Dead Bat Makeup”

件の掛け声、Marilyn Mansonの"mOBSCENE"Faith No Moreの"Be Agressive"をパロってます。嗚呼なんという確信犯。そしてマンソン大好きな筆者は即KOというオチである。

【Track Listing:】
01.Intrusion
02.Esthete Piggie
03.Nearly Dead Bat Make-Up
04.Cadavre Exquis
05.Pussy Worship
06.Get Ready To Sweep
07.Yo-Yo Yes Then No
08.Only Some Shitty Chemical Stuff
09.Human Beat Box Deluxe
10.Feat.Me Feat.Us
11.Be My Idol Then My Fall
12.Serie Z I
13.Serie Z II


・・・余談になりますが、今作発表後、さらに一人が加入。三人グループになって2nd「342」をリリースしています。
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