スポンサーサイト

--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Cynic♪「Re-Traced」

2010年12月06日 01:55

Cynic-Re-Traced-EP.jpg
【Artist】Cynic >myspace<
【Title】Re-Traced
【Rate】9/10

Metal / Progressive / Rock

宇宙を漂う浮遊感を感じさせる、アンビエントな音の拡がり。エレクトロやロック等、様々な要素が緊張感を加え、独特な世界観を構築していく。柔らかな歌声はエモーショナルなメロディーを辿り、劇的でありながらも、どこか物悲しい空虚を感じさせる。


・・・
と言う訳で、今作はフロリダ出身のプログレッシヴメタルバンド・Cynicの、前作Traced Airのリメイク曲集(+新曲)という位置付けのEP。2010年作です。

無機質なビートが重なり、隙間のある音空間の広がる#1「Space」
アンビエントの中にロックが入り込む#2「Evolutionary」と、反響するギターが独特な激しさを垣間見せる#3「King」。やはり緩やかに漂いながらも、共に静かに熱を帯び、盛り上がるクライマックスは鳥肌もの。
そしてごくごくシンプルなアコースティックアレンジで、メロディーの物悲しさが際立つ#4「Integral」

どの曲も、軸となる歌の構成やメロディーはほぼ同じながら、原曲とは全く違う聴かせ方。テンポダウンに始まり、ギターの歪みやヴォコーダーVo.はほとんど無し。デスVo.も皆無です。
正にアルバムタイトルの通り、原曲にあった音の輪郭を薄紙に透かして敷き写していくかの様な逸品。

そして、
新曲の#5「Wheels Within Wheels」は、今作で唯一メタルを感じさせる曲・・・ですが、(それまでの雰囲気の影響もあるのか)激しいという感覚は非常に少ないです。スペイシーでオリエンタルな雰囲気に鋭いシュレッドリフとバスドラが混ざる一曲。要するにCynic節全開、と言う訳です。

【for fan of what ?】
兎にも角にもフュージョン色の強い今作。Cynicにメタルを求める人にはお勧めしにくいです。前作Traced Airでの、彼ら一流の浮遊感に惚れた方に。
そして個人的には、メタラー以外に強くお勧めしたい今作。絞り出すような激情には、時折65daysofstaticsを感じましたし(今作はヴォーカル主体ではありますが)、Porcupine Treeが好きな方や、The Mars Voltaの「Octahedron」に痺れた方なんかにもオススメ。

【↓here is the sound !↓】 曲リストも追記にて。
“King”


ちなみに原曲だとこうなります。デスVo.とエフェクトVo.が絡み、浮遊しつつもエッジの効いた、より無類な音でございます。o(ファンとしてはやはりというか、原曲の方がもーっと好きなのです)
“King of Those Who Know”


【Track Listing:】
01.Space
02.Evolutionary
03.King
04.Integral
05.Wheels Within Wheels
関連記事
スポンサーサイト


コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://masterofslach.blog114.fc2.com/tb.php/190-51b90cc5
    この記事へのトラックバック



    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。