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The Dillinger Escape Plan♪「Option Paralysis」

2010年06月28日 02:18

the-dillinger-escape-plan-option-paralysis.jpg
【Artist】The Dillinger Escape Plan (myspace:☆☆☆
【Title】Option Paralysis
【Rate】9/10

2-step

カオティックハードコアの雄・DEPによる2010年発表4th。正直言うと聴いてみるまでは不安だったんですが、いやはや杞憂でした。

・・・思えば彼らは幾度となくメンバーチェンジを経験している。その結果として、作品ごとに少しずつ、しかし決定的に変化してきた。リズムもメロディーも全て破壊し尽した状態でデビューし(改めて怖ろしい初撃だと思わされる)、EPでのMike Patton氏参加を経て、カオティックなVo.というとんでもない要素が付加される。2ndではその上にキャッチーさを“異分子扱いで”導入。3rdではエレクトロの音が目立ち、マスロック的な側面が強い。非常に無機質・冷徹になった。

基本的にどんどん情報量を増大させているバンドだが、さて、今度はどうか。

「ならでは」と思わせる、神経を逆撫でるような細切れの展開と攻撃性は健在。始終不協和音のリフが刻まれる#2「Good Nighghbor」や、わずか2分で起承転結以上の展開を見せる#4「Crystal Morning」等ではもう“DEP節”と言えば通じそうな気がする。
その一方で今作では、Mike Garson氏によるピアノが大きな存在感を持っている。彼ら一流のニヒルなバラード#6「Wdower」では朗々とした歌唱と溶け合いながら淑やかに流れ、静けさと不穏さを感じさせてくれる。 曲中で叙情性たっぷりに乱入してくる#9「I Wouldn't If You Didn't」では、激し過ぎる演奏の中にあって非常にドラマチックだ。

前作の無機質で硬質な音像は非常に薄くなった。その一方で、全体を通して随所に有機的なエネルギーが感じられ、非常に感情的な音を鳴らしている作品。なにやら凄く聴き易いクセに、当然の如くカオティック。

【for fan of what ?】
1stの「無限を演算するような」狂気の音からは遠い所に在ると思う。過去作で最も感触が近いのはMiss Machineだろうか。

【↓here is the sound !↓】
“Farewell, Mona Lisa”
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