スポンサーサイト

--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

おしごとですよ

2012年03月29日 02:28

前号に引き続き、お仕事いただきました。GrindHouse誌 Vol.71でございます。

今回は枠増えてませんが、だがしかし。
原稿提出!させていただいたのは以下の3作品です・・・!

Napalm Death「Utilitarian
'Utilitarian' Trailer


Cthonic「醒靈寺大決戦 Final Battle at Sing Ling Temple
"TAKAO - Music Video | 閃靈 [皇軍] MV"


Meshuggah「Koloss
"Do Not Look Down (LYRIC VIDEO)"


全タイトル、どストライクの大好物ですよね。特に三つ目。私がMeshuggahの新譜に文章書いて雑誌に載るとか!ちょっと!どういうことそれ!(錯乱中
依頼を頂いた時は冗談抜きで震えました。ありがたいことでございます。
・・・尤も、枠は150文字で書き足りない事炎の如しだったので、雑誌刊行の後にこちらでもエントリ上げます。内容被らなかったら良いよって、編集部の方も許してくれました。fufu-!

ぶっちゃけ、今までMeshuggahの話できない状況だったので超うずうずしてました。辛口の人にはどう映るか分からないですが、すげい良いです今度の新譜。

で、追記でまたグダつきます。
[おしごとですよ]の続きを読む
スポンサーサイト

The Mars Volta ♪「Noctourniquet」

2012年03月27日 23:54

themarsvolta.jpg
【Artist】The Mars Volta >facebook<
【Title】Noctourniquet
【Rate】8/10

Progressive / Experimental / Latin

極力絞った表現なら、「エモーショナルなヴォーカル+どこまでも内省的なエレクトロ+ジャズとロックを行き来するリズム」(これ位が私の限界)
「Noctourniquet → Nocturne + Tourniquet」と解釈できるだろうか・・・止血帯の夜想曲とは如何に。ポストハードコアの大御所:The Mars Voltaによる6thアルバムです。

冒頭#1「The Whip Hand」から、実に捉え所が無いです。複雑に刻むドラムに無機質なノイズサウンド、ひどく控えめなギターフレーズ。そこに乗るセドリックのハイトーンヴォーカルは情感豊か・・・のはずなのにむしろ無表情さを感じてしまう。浮世離れした浮遊感。
The Mars Voltaを例える時、真っ先に思い浮かべる単語は「密度」「湿気」ですが、今作については「虚無」「揮発」・・・逆の言葉の方が似合います。ダブの要素はアヴァンギャルドなエレクトロに通じる質感で、ロックから片足踏み外したパートをひょいひょいと登場させてくれます。
第一印象としては、前作Octahedron「Teflon」で聴く事の出来る緊迫感をベースに、エレクトロニカの冷徹さと武骨さをぶち込み、さらに分厚かった音を極限まで削ぎ落としたサウンド。

「このアルバムは俺たちが今までにやってきた全てをよりシンプルな形で表現した作品だ」とはフロントマンのギタリスト:オマー氏のコメントです。しかしその「シンプルな形」とは曲の短さや展開という意味よりも、むしろ音の輪郭そのものに表れている様に感じました。
もっともパンキッシュな勢いを感じる曲#9「Molochwalker」で、この今作のシンプルさがかなりはっきり感じ取れます。アグレッシヴでスピーディ、ギターソロだって全開で、ワウの効いたリフと分厚いドラム。しかし音は混然とせずしっかり左右に配置され、さらにシンセサウンドが冷徹な空気でアクセントを付ける。じりじりと間合いを見極める様な、隙間を意識させる音。音圧と生々しさを捨て、否応なく際立っていくメロディーライン。過去作とは似て非なる感覚が実に印象的でした。

「今作はFarewell-Album(お別れのアルバム)だ」というコメントもあります。バンドの動向も気になる所ですが・・・少なくとも音は、別れの物悲しさを滲ませている様に聴こえてきます。溢れる情感を無表情で覆い広い広い空間へと突き放し、延々と遠ざかっていく様な、そんな別れを描いた作品なのかもしれません。

【for fan of what ?】
今までの作品を聴いてきた耳には、かなりの違和感が伴う作品でした。しかし3回聴いてなんかしっくり来始めたので、案外、先入観なしで聴いた方がハマるかもしれません。過去作のリバイバルを求める方には、非常に勧めにくい作品・・・。ただ、5th:Octahedronが好きな方にはすんなり気に入っていただけるかと。

ちなみに、オマー氏のソロで、2010年9月にリリースされた「Tychozorente」というタイトルがありまして。これが物凄い密教感溢れる打楽器と高密度な電子音が詰め込まれたダブステップな一枚だったりします。その他、ソロではエレクトロな音もたびたび登場させていたので、今作はThe Mars Voltaとしてだけでなく、ソロで繰り返した実験結果も総まとめにした、という捉え方もできそうです。・・・ていうか

【↓here is the sound !↓】 曲リストも追記にて。
[The Mars Volta ♪「Noctourniquet」]の続きを読む

T.R.A.M. ♪「Lingua Franca」

2012年03月26日 02:19

tram_linguafranca.jpg
【Artist】T.R.A.M.  >facebook<
【Title】Lingua Franca
【Rate】9/10

Progressive

ギターの2人はAnimals As LeadersからTosin Abasi&Javier Reyes両氏。サックスにフルート、バスクラリネット、パーカッションと多彩な彼はThe Mars VoltaからAdrian Terrazas氏で、ドラムにはSuicidal TendenciesEric Moore氏。一見バラバラな4人が集まり、名前の頭文字を取って付けられたバンドT.R.A.M.による、2012年作1stEP。

ディストーションの掛からないシンプルなギターに、ビリヤードや首都高速を想像してしまいそうな堂々としたサックス、限りなく繊細でタイトなドラム。それぞれの出身バンドで聴く事の出来るメタルの、ラテンの、ハードコアの要素からは遠く離れたサウンドはとても新鮮です。端々から、「思いっきりフュージョン・ジャズをやろう!」という意思が見える様な、清涼感・クールな洒落っ気に溢れた音。

ただ、音の全体像こそ違っていますが、やはりクセモノが終結しただけはあります。
#1「Seven Ways Till Sunday」のイントロで挨拶代わりに刻まれる、裏拍を強調した複雑なリズムとノリを持つリフ。
冒頭こそ高揚感のある#2「Consider Yourself Judged」でも、おもむろにシフトダウンしてからの、うだるような酩酊感をまき散らすサックス。
そしてそれぞれの出自が色濃く出た#3「Endeavor」。透明感と蒸し返す熱気、前のめりな勢いが共存しています。なんという異種交配。
歌は無く、女性ヴォーカルのものと思しきさらりとした歌詞の無い歌声が時折乗る程度。これもまた良いアクセントで、硬質なロックのビートにフュージョンの風を混ぜてくれています。

現在、プログレッシヴメタルの中で一定の市民権を得ているジャズ/フュージョンの要素。今作はその要素をクローズアップした音とも、逆にフュージョンの側からメタルの攻撃性を取り込もうとした結果の音とも捉えらる事ができそうです。

【for fan of what ?】
参加メンバーの名前を知っていれば御一聴あれ。
あと、この界隈でDjentとJazzをもじった「Djazz」というジャンルも形を成そうとしている様です。そういう新し物好き、クロスオーヴァー好きな御仁にはうってつけ!

筆者のごくごく僅かなジャズ方面の知識から、ベーシストStanley Clarkeの名前も出しておきます。

【↓here is the sound !↓】 曲リストも追記にて。
[T.R.A.M. ♪「Lingua Franca」]の続きを読む

勉強会行ってきました。

2012年03月24日 04:11

↓先日3/23(金)、こちらに参加してきました↓
OTOTOY 岡村詩野音楽ライター講座
開催は渋谷区代々木に夜8時から、と言う訳で、先にタワレコの渋谷店に行って、

 ROCK/POPの階をAtoZに攻めてから会場へ。
しっかし渋谷店やべぇな!まさかDr.AcraとかNoctemが在庫してるとかもう・・・!(オサイフ事情により購入は見送り。。)
まぁ、それはそれとして。

会場に到着すると、既にやりとりが始まってました。「受講生の方が書いたレヴューをみんなで読んで評価し合おう」と言う風な事をやっていて、凄い混ざりたかったです(どうやら「補講」という位置付けで、一時間早く始めてたようでした。くそぅ!俺がDjango Djangoの試聴をしている間に!くそぅ!)

あ、ちなみに私も急ごしらえながら、一枚印刷して渡してみました。あっ、名前入れてねぇ!
そんなこんなで前置きはこの辺にしておいてですね。以下はレポ的な覚書。いや、レポ未満ですね。感想とかぐっと来た言葉とか列挙していきます。発言はゲストの松村正人氏。『』でくくっておきます。・・・ボイスレコーダー持ってないから、細部は違うかも・・・。

『音楽で、あるグループ/バンドが一番盛り上がるタイミングは、インディーからメジャーに移りそうなギリギリのタイミングだったりする』そういえばDjentもPeripheryデビューアルバムの時は沸いたなぁしみじみ。
・『流行りの対極を見て、そこからメジャーへと視点を近づけて行く』雑誌の特集・題材選定の時の、氏のクセ、とのこと。凄くチャレンジャブルな事に聴こえたけど、いやそこは、大手小売チェーンでもないしな、と思いなおす。
『商業誌のセールスとしては、シーンの一歩先ではなくて、半歩遅れ、位の感覚を採り上げる方が良かったりする』結局一歩先まで、シーンを捉える必要性は残るけど、と続きますが。
・先日からちょっと話題になってるブログエントリ、菊地成孔氏の「ミュージックマガジンから撤退します」の話題もちょいちょい出てた。私が話題にするのとは違った「近い世界の話」として捉えてる姿が印象的だった。

最近の若いライターの文才は如何に?的な質問に対しては、
・『・・・大体良いと思っちゃう』とのこと。知識もろもろ凄いと思う人は多いとのこと。
・ただ、『整い過ぎてると思う事はある』。巧いが故の食い足りなさか・・・。
『寄り道をする感じ』『読んだ事の無い感じ』伝えたい事がしっかりあって、その上でストーリー性があったり意外性があったりとか、そういう小説的な魅力があると読んでて楽しいよなぁ。
『文章というのは、言い換え』 ・・・御意。
『マイナー志向ゆえの、レーベル指定による「流行・プライオリティの押しつけ」に対する反発がある。』広告費による販促の存在も、あまり肯定的でない様子でした。その語り口ははっきりしていて、ついついと言うべきか、凄く共感してしまった。

他にも色々ありましたが、こんな感じの話をインタビュー形式で聞く事ができました。
休憩はさんで、後半は松村氏のチョイスした1990年以降で、今聴きたい名盤!コーナー。
ほとんど知らない曲でしたよえへへ(

後半戦は追記にてっ
[勉強会行ってきました。]の続きを読む

正気の反対は狂気か否か

2012年03月22日 03:35

タイトルは、こいつのせいです↓
☆Unsane >myspace<
【 Garage / Other / Rock 】

狂気は「Insane」で、じゃあ「Unsane」ならどういう意味合いになるんだ・・・?(英単語としての“unsane”は多分存在しない。)接頭語のinとunは同じカテゴリに括られたりもするので、同じ意味だけど違和感を狙った、とかなのだろうか。例えば「不協和音」から「無協和音」、とかね。まぁバンド名の由来とか、聴く分にはそんな関係無いですかね。
その辺は置いといて、3/20に出たとこの新譜「Wreck」が気になる。
“No Chance”

NY産ノイズロック/ストーナーバンド3人組。おそらくストーナーと言うジャンルの性分であろうか、埃臭さと古臭さを撒き散らしながらもクセがあり一筋縄ではいかない。そしてジャケがホラー。こわい。
ポストハードコアという評も散見され、タダの懐古サウンドに収まらない所が凄まじい。


で、こっから追記は自己啓発でーす。上記曲タイトル「勝機無し」とバンド名「正気無し」っていい感じにリンクしてんなーとか思いながらうっかり自分にリンクさせたりしまーす(
[正気の反対は狂気か否か]の続きを読む



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。