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Symphony X ♪「Iconoclast」

2011年06月22日 23:47

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【Artist】Symphony X >myspace<
【Title】Iconoclast
【Rate】9/10

Classical / Metal / Progressive

やたらサイバーなジャケがなんとも「シンフォニーっぽさ」から遠いオーラを放つ、「X(エーックス!)」感溢れる10thアルバム。2011年作です。

クラシカルな香りを含みつつもコンパクトかつソリッドなリフ捌き。壮大さを演出するシンセ遣い。そして雄々しくパワフルな、Russell Allen氏の歌唱。まさにSymphony Xならではの、限りなくモダンなネオクラと名高い作風は健在で、彼ら一流のプログレッシヴサウンドが聴けます。
そして、長尺・コンセプチュアルな作風も既にお家芸。・・・そこでジャケの無機質感です。今作はサイバーなSFサウンドが絶妙に紛れており、より「ネオクラらしからぬネオクラ」が目立つ逸品。

#1「Iconoclast」イントロの、ノイズ+ピアノから入る辺りなど。コーラスワークやシュレッドリフでの「らしい」フレーズが入るまでは「・・・!?」としか表せないそれなりの衝撃でした。曲中ではほとんど登場しないながらも、要所要所でちらちらとノイズ混ぜてきます。#3「Dehumanized」でも、イントロのシンセワークが完全にインダストリアルメタルのそれ。渋いヴォーカルが歪に目立つ曲に仕上がっています。
さらには#5「Heretic」冒頭からの、不穏さを煽る重厚スラッシュの趣き。どの曲もイントロで予想を裏切り、そのインパクトをスパイスに長い曲をビシリと締めている様なバランスになっています。

1994年の1st発売から17年経ってますが、未だに「モダン」と呼ばれるに足る随一のクセと洗練を持った彼ら。アメリカンで直接的なバンドネーミングに騙されず、是非手に取って頂きたい逸品です。
さぁ皆さんご一緒に!(’A`)しんふぉにーぃ、えーっくすっ!!(しゃきーん!
【for fan of what ?】
テクニカルでいてサイバー。そんな今作は、Fear Factoryのファンにもお勧めしたい、ジャケ買いどんと来いなSFメタルを感じさせてくれます。・・・あんまり露骨ではありませんが。
逆に言うと、「ネオクラ」を期待すると少々肩すかしをくらうかもしれません。今作は超プログレ寄りです。

その他前々からのファンはもちろん、テクニカルな単音リフが好きな方で彼らを知らない方にはゴリ押しです。他アルバムも、例えば3rd「The Divine Wings Of Tragedy」収録の「Of Sins and Shadows」などはガチです。過去の名盤は、今作に比べかなりネオクラ感高いですね。
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Syranic ♪「The Windscale Inception」

2011年06月13日 02:22

1278056246_syranic_ep_1000.jpg
【Artist】Syranic  >myspace<
【Title】The Windscale Inception
(CD媒体での購入経路は後述)
【Rate】9/10

Metal / Pop / Progressive

テクニカルな要素をふんだんに含みつつ、コンパクト・ストレートな仕上がりが魅力。5曲20分、とにかくヘドバンしまくれる猪突猛進の逸品。

ドイツ産“モダンエクストリームメタル”Syranic(さいらにっく)の放つ、2010年発表の5曲入りEPです。

#1「Endless Open End」の立ち上がりから単純明快。切れ味鋭いスラッシュリフがバスドラと一緒に迫り、絞り出すようなヴォーカルの咆哮も、アグレッシヴのひとこと。変拍子を忍ばせたリズムはしかし不思議とヘドバンの邪魔にならず、ただただ破壊力を増幅させている。
Julian氏のVo.の使い分けるクリーンとデスの対比も鮮やか。カチリと切り替わる様なサビが印象的な#2「Trans[c]ience」などでは、殺伐としたリフに逆行するキレイなハモりも聴ける。印象的ながら少なめの歌メロが、中々に絶妙な配分。

緩急のメリハリを付けつつも、曲が総じてコンパクトなのも特筆したい。ギターソロも皆無で、刻みつけるリフを次々と繰り出しながら叫び歌い、一気に駆け抜けて行く。
とにかく分かりやすい。変拍子スラッシュな部分やハモリの巧さなどそれなりに異端だが、抜けの良いシャウトとバスドラで難解さを吹き飛ばしてしまう様な、ストレートなカッコよさが目立つ逸品。

※現在、Vo.Julian氏が脱退してしまい、メインヴォーカル不在です。残念・・・。
【for fan of what ?】
なにやらMeshuggahPeripheryなど、Djent界隈がよく引き合いに出される様です。確かにリフの方法論やザクザクのリフから共通点を見つける事もできます。ただ、サイバー感やフュージョン感はないです。
むしろ、メタルコア全般のファンにガツンとぶつけて行きたい感じ。この勢いと瞬発力はもう、ヘッドバンカーにとりあえずオススメです。個人的には、Shadows Fallなどを思い出しました。

【↓here is the sound !↓】 曲リストも追記にて。
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Son Of Aurelius♪「The Farthest Reaches」

2010年11月23日 01:21

the-farthest-reaches.jpg
【Artist】Son Of Aurelius >myspace<
【Title】The Farthest Reaches
【Rate】7/10

【 DeathMetal / Metal / Progressive

カリフォルニア州出身、大期待ルーキの2010年発表デビュー作です。

時に凶暴に、時に叙情的・クラシカルに、次から次へと繰り出されるテクニカルなリフとフレーズの応酬。
下水道グロウルからシャウト気味の唸りまで操り、始終歪みまくりのデスVo.。
臨界突破のブラストビートも完備の、重く激しいドラミング

構成美を無視する勢いでリフを詰め込みまくり、“引き”や“溜め”の展開も必要最低限。2分台~3分半の曲が中核をなし、コンパクトに攻めまくる。高密度メロデスラッシュコアとでも言ってしまえそうな攻撃力特化の音楽性です。そして攻め続けでもカオス一歩手前でまとまっていて、ただのやりたい放題ではないバランス感覚を感じさせます。彼ら一流の構成美が、ちゃんとあります。

上記の通り、メロデスとスラッシュ、デスコアを凝縮させた高密度な逸品。ヘドバンのお供に是非。

【for fan of what ?】
リフを次々と重ねていくスタイルや、メロディアスなフレーズを散りばめる隙の無さ、と言う意味でBetween The Buried And Meを思わせる。但しコチラは大曲で攻め「クライマックスの演出」に強いBTBAMとは違い、コンパクトに切り込むデスコアの方法論がより強い印象。

【↓here is the sound !↓】 曲リストも追記にて。
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Squarepusher♪「Shobaleader One: D’Demonstrator」

2010年10月21日 01:29

squareppp452.jpg
【Artist】Squarepusher >myspace<
【Title】Shobaleader One: D'Demonstrator
【Rate】9/10

Drum&Bass / Experimental / IDM

イギリスのテクノミュージシャンThomas Jenkinson氏によるプロジェクトSquarepusherの、2010年作。バンドSquarepusher presents: Shobaleader One名義としては1st、といった位置付けでしょうか。

素朴に響くギターのアルペジオで始まる今作。小さなノイズが控えめにリズムを刻む中、ぎゅるぎゅると強くエフェクトのかかった声が、とろりと甘いメロディーラインを歌う。

そんな#1「Plug Me In」を始めとして、R&Bで聴けそうなメロディーが歪み切ったヴォコーダーVo.で歌われる違和感と、アコースティックギターのアルペジオが映えるポップロックの優しさ。そしてスペイシーなエレクトロニカのサウンドがないまぜになった独特の音像が印象的。要素の一つ一つはかなりアクの強いものですが・・・ゆったりとしたテンポとメロディーの成せる業か、ひっそりと密やかな空気に一貫しています。

打ち込みとベースで名を上げたクラブ畑のトム・ジェンキンソン氏。しかしジャンルを意識しない作風は既にお家芸の様で、乱雑な材料を見事にまとめ上げた曲が粒揃い。
上記#1#6「06. Abstract Lover」は、まさに「メロウな歌メロ×エフェクトVo.」の妙味が光る曲。ノイジーなバックサウンドも、物悲しさと無感情の合わさった不思議な浮遊感を滲ませます。
また、#5「Megazine」の様な、ワウワウとうねるトーンで攻める“踊るロック”然としたカッコよさもちょこちょこ伏兵してます。

いやはやなんとも。こいつは中々の異次元ヒーリング・ポップです。
・・・ちなみに、#9「Maximum Planck」で聴けるダークなリフは、メタラーとして無視できないところ。ヘドバンはできませんけど。

【for fan of what ?】
トム・ジェンキンソン氏曰く、「ユートピアのポップ・ミュージックをイメージ した“スペース・ポップ”」との事。スペイシーなポップと言う意味では、Daft Punk辺りに共通項がある様な気もします。
日本盤の帯には、『POP、AOR、エレクトロニカ、メタル、はたまたR&B!』なんてありましたが、メタル成分は一割くらいかなと(ちょこっと入ってます)。他がバランスよく混ざった感じだと思いました。
赤光と影がいかついジャケデザインですが・・・上記の通り、いかついようで癒し系です。

蛇足ですが、そう言えばDance Gavin Danceも、歌メロセンスがR&Bでした。もっともこっちはポストハードコアで、めちゃくちゃ激しいですが。

【↓here is the sound !↓】 曲リストも追記にて。
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Slipknot♪【1st~4thまとめて全部!】

2010年10月10日 04:26

slipKnot2.jpg

本日は、SlipKnoTでございます。
先日のBa.ポール・グレイ氏訃報も耳に新しいですが(ご冥福をお祈りいたします。)・・・本稿では飽くまでもCDのレビュー、作品へのラブコールに終始したいと思います。・・・ブログの主旨的にも(忘れかけてる様な気もしますが)。

※今回は変則Ver.です。DVDを除いたアルバム5作品(Liveアルバムも入れました)を一気にレビューしてみました。長文を覚悟して、いー感じに斜め読みして頂ければ幸い。いつものフォーマットは色々と割愛させて頂いてます。ご了承ください。

それでは1stから順番にいてみよー!(’A`)すいませんーインディーズ時代のアルバムは未所持ゆえレビュー不可でしたー!
【と言う訳で紹介バンドはひとつ!】
・Slipknot(Metal / Other
【はじまるよ!】

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