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Blood Command ♪「Funeral Beach」

2012年12月09日 20:29

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【Artist】Blood Command >facebook<
【Title】Funeral Beach
【Rate】10/10

Hardcore/Punk/Rock

北欧はノルウェーで活動する"Deathpop"5人衆:ブラッド・コマンドによる、EP含め5作目となる2ndアルバム。2012年作。
シリアスに幕を開けるイントロと共に、まず耳を惹くのが女性ヴォーカルのシャウト。噛みついてくるハスキーな声の威圧感には媚びも気負いも無く、『硬派』の言葉が良く似合う。
ハードコアからオルタナティブロックを想起させる演奏陣もやはり硬派で、絶妙なミドルテンポは疾走感よりも力強さを感じさせてくれる。時折変拍子も噛ませ、フックの効いたリフ捌きが光る。
一分少々の一際短い、そして一際いかつい#2「March of the Swan Elite」など男性Vo.によるシャウトを目立たせた曲もあり、徹頭徹尾ガンガン攻めてくれる。

一方で、曲の要所でここぞと入る歌メロの威力も特筆モノ。
荒々しさと物憂げな切なさが忙しなく行き交い、後半の盛り上がりには感動すら覚えるキラーチューン#3「Cult of the New Beat」や、パンキッシュな明るさを背景にシンガロングを誘うコーラスがアツい#6「High Five for Life」などなど、ポップに突き抜けた、そして甘くなり過ぎないメロディーラインが随所にちりばめられている。そしてそのポジティブなエネルギーが鋭く影のあるリフと調和して、無類のドラマ性を演出してくれるという寸法だ。ラストを飾る6分越えのタイトルトラック#11「Funeral Beach」ではシューゲイザーや幽玄ポストロックにも近い、内省的な叙情性を聴かせてくれる。

苦みのある叙情と圧力十分の攻撃性、そして何よりドラマチックな盛り上がりに溢れている。
不屈の応援歌として、拳を握る助けにしたい逸品。

【for fan of what ?】
個人的に一番近しい空気を感じたのが、Thursday・The Usedの様なバンドたち。目付き鋭い影の垣間見えるメロディーには、シリアス寄りなスクリーモ勢のファンにお勧めしたくなりました。
一方で、ポップに突き抜けたな歌メロにはGreen Dayの様なポップパンク勢を想わせるほどでもあったり。

女性ヴォーカルながら硬派、という感じではHalestormの雰囲気にも近しいです。あちらはハードロックなのでサウンドの方向性は似てないんですけどね。

【↓here is the sound !↓】 曲リストも追記にて。
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Between The Buried And Me ♪「The Parallax: Hypersleep Dialogues」

2011年06月08日 23:25

btbam_image.jpg
【Artist】Between The Buried And Me >myspace<
【Title】The Parallax: Hypersleep Dialogues
【Rate】8/10

Metal / Progressive / Hardcore

カナダ出身のカオティックハードコア最先端。Metal Bladeにレーベル移籍したBTBAMの放つ、3曲30分という長尺曲のみで構成された、2011年作のEPです。

SF映画のオープニングの様な、物々しいシンフォサウンドから一気にハードコアへなだれ込む#1「Specular Reflection」。約11分半。
曲をまとめ上げる、ふわりと浮きたつようなコーラスのリフレイン。そしてミニマルフレーズを積み上げて行く、マスロック然としたパートの緊迫。メロドラマティックなクライマックスの余韻に浸りたい一曲。

一転してネオクラシカルなソロからガツンと入る#2「Augment Of Rebirth」。約10分。
変拍子やキメがこれでもかと繰り出され、始終剣呑としたアグレッシヴに攻めるリフに次ぐリフ・・・と、一度だけ入るジプシー音楽。つかの間のコミカルも既にお家芸です。
そしてシームレスに繋がり、ゆるやかなクリーントーンのアルペジオで一気にクールダウンする#3「Lunar Wilderness」。約8分半。
静と動がせめぎ合う展開は他2曲と同じですが、より「静」にスポットが当たる印象です。ラストは感傷的ながら、ふっと途切れる様なあっけなさも残して幕を下ろします。

“ただの長尺メタルに興味ありません”そんなあなたを魅了し続ける彼らの音楽。今作も絶好調でございます。

【for fan of what ?】
スラッシュ・ネオクラ・ハードコア・プログレ・マスロック・フュージョン・・・正に「ごった煮系カオティックメタル」の代表格である彼ら。最近アルバムデビューしたArise In Stabilityのファンは、チェックしないと後悔するレベルだと思います。

「Alaska」好きとしては、近作の徹底した大作主義はちょっと切なかったりします。が、悔しい事に大作でもかっこいい。前作「The Great Misdirect」のフィナーレ、「Swim To The Moon」の流れを汲む今作ですが、雄々しさちょっと控えめ、不穏さちょっとアップ、みたいな印象です(分かり難い)。そう言えば「大団円!」な感じも控えめか。

あと、#1で味わう事の出来る、そこはかとなくKing Crimsonなマスロック感は特筆したい点。

【↓here is the sound !↓】 曲リストも追記にて。
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bilo'u♪「muzjyou」

2010年06月22日 02:04

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【Artist】bilo'u (myspace:☆☆☆
【Title】muzjyou
【Rate】8/10

Hardcore / Progressive / Brutal

日本は埼玉を拠点とする和風カオティックメタルの1stミニアルバム。2009年発表です。料理で和風ならあっさりが相場ですが・・・コチラはむしろどろっどろ。湿度の高い妖怪臭さ全開です。

不協和音や非連続的なリフの応酬で攻めまくる、カオティックハードコア的な展開をベースに、ごるごると低い、呪詛の様なデスVo.が乗る。さらに重いメロデスの要素と、荒涼とした引きの展開が加わるプログレッシヴなメタル、なんですが。
 メロデスの、メロの部分が、和音階。
・・・この非常に有機的な質感が、無機質な音像の中で一本芯を通して貫かれています。ディストーションで刻まれる和音階には独特の重さが乗っていて、始終何とも言えない怪しげな音空間を創り出しています。

いくつかある、イントロトラックから繋がる曲が鳥肌モノ。
・・・ギターとピアノのフレーズが反響する、荒涼とした#5「A later years」。三味線の音が響く物悲しい空気から曲が繋がり、一気に爆発する。次々とリフが繰り出され、アグレッシブな展開で畳み掛ける。と、不意に音が消え「Hey You ,Why Dont't You Remember Me?(ぼくをわすれたの?わすれたの?)」と弱々しくぽつり。一聴すると滑稽にしか響かないが、聴き込むとこれが中々恐怖心を煽る。後半ではぐっと悲しみを吐き出すような雰囲気を見せ、救いの様なものを垣間見せながらも、最後は断ち切る様に幕を下ろす#6「You hate me because I doropped something into the opening.」
英語歌詞で一貫していますが、そこは日本のバンド、併記された日本語歌詞もとても詩的です。ただ、詩的でありそれがちゃんと読めてしまうがゆえに、非常にホラーであります。

【for fan of what ?】
Between The Buried And Meのアグレッシブな部分に、和音階とホラーな空気を足した感じ・・・すいません全然参考にならないです(

【↓here is the sound !↓】
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Black Bomb A♪「From Chaos」

2010年06月06日 00:37

Black20bomb20a20from20chaos.jpg
【Artist】Black Bomb A (myspace:☆☆☆
【Title】From Chaos
【Rate】8/10

Punk / Hardcore / Metal

フランス産の“Neo-Metal”を標榜するバンドBlack Bomb Aの、2009年発表4th。バンド名のAはアナーキーのAです。

先ず目立つのがツインボーカル。
金切り声な高音ラップVo.×シャウト気味のデスVo. それぞれクリーントーンVo.を挟む事もありますが、全体的に荒々しい印象。2人とも様々なヴォーカルスタイルを次々と繰り出してきます。ホントにツインVo.か・・・?と言うと誇大広告気味ですが、とにかくその多彩さに圧倒されます。
一方楽器隊は、重いディストーションサウンドをベースに、スラッシーなメタルリフとパンキッシュなバッキングの交錯する独特の雑食サウンド。リフの噛み応えがバツグンで、ファストチューンヘビィチューンどちらもおいしくいただける逸品。

イントロからリフの破壊力が圧倒的な#7「Fucking Hate」、呪術臭いコーラスのアツい#5「Get The Fuck Out」と言った、個性の引き立ったキラーチューンがいくつか存在します。特に#7は白眉で、個人的には何故コレを一曲目に持ってこなかったのかと問いたい。何故コレでPV作らなかったのかと問いたい。
曲ごとの個性という点でも雑食サウンドの魅力全開ですが、散漫な印象にならないのは流石の完成度の高さ。

14曲収録(内、日本盤ボーナストラック2曲)して55分と言う事で、コンパクトに凝縮された曲が粒揃い!

【for fan of what ?】
影響を受けた音楽は以下、
Metallica
Faith No More
Hatebreed
Rammstein
The Exploited
Sick Of It All
等々、とのこと。
Vo.片方のキャーキャーうるさい感じがマキシマム・ザ・ホルモンを思わせたり、呪術臭いコーラスの飛び出す曲ではSystem Of A Downを思わせたりもしますが・・・楽器隊の方法論が見事に違うので、何とも似て非なる感じ。曲の構成自体はかなりシンプルな部類だと思います。

【here is the sound !】
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the brown ♪「HELLO!!WHO ARE YOU?」

2010年02月22日 00:52

hellohello!!829.jpg
【Artist】the brown
【Title】HELLO!!WHO ARE YOU?
【Rate】9/10

Progressive / Rock

和製The Mars Volta・・・しかし侮るなかれ。

浮遊感のあるギターソロのスタイルや、サルサな性急さが核になるリズムの印象、ヴォーカルにかかるエフェクト、時々長めに入るインストパート・・・隙の無い緊張感にあふれた演奏に始終圧倒されます。ベースの存在感がかなりのもので、変拍子で暴れまくるわチョッパーかますわ、凄い事になってます。
そして、やはり目立つのが女性Vo.。骨太でいてセクシーに。暑苦しくも優雅に歌い上げるこの声が素敵で、圧倒的な個性を叩きつけてきます。

あと印象的なのが、日本人として何となく耳に馴染みのあるメロディーラインがそこかしこに織り込まれてる所。
M6「Progressive Town」の歌い出しやM8「Puppet Or Me」のイントロに、何とも言えない“お伽噺な空気?”が見え隠れして、妙な懐かしさを感じました。自分でもよく分かって無いです。

【for fan of what ?】
The Mars Volta、特に1st路線が好きであれば一度聴いてみて頂きたいです。
その他、高密度な暑いロックが好きな方に。

【where is the sound ?】
myspaceで試聴できます→♪♪♪

・・・私は試聴一秒でヘドバン余裕でした。



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