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COHOL ♪「空洞」

2011年02月24日 00:00

20101118002244.jpg
【Artist】COHOL  >myspace<
【Title】空洞
【Rate】9/10

【 BlackMetal / Downtempo / Grindcore

東京で活動している3ピースブラックメタル、COHOL(コール)の1st。2010年作です。
地響きのようなブラストドラム。随所に敷き詰められる、ギターによるサタニックなトレモロフレーズ。全編日本語による、威圧感バリバリの濁り切ったグロウル。全編に満ち満ちたソリッドな迫力が魅力です。
さらに、楽曲のそこかしこに散りばめられた叙情性。時にホラーに、時にセンチメンタルに、楽曲に表情を付けています。

不穏なノイズの溢れる中ノスタルジックなアルペジオが響く#1「回廊」と、そのイントロを経て爆発する#2「底知れず吠える軟弱」。自己嫌悪を追求する叫びに、切ない和音がスコールの様に重なる。
そして、メロディックブラックを軸に疾走する#6「灰下に色付く記憶」。変拍子で攻めるリフ、テンポを落としぐっと重みを増す中盤を挟み、シューゲイザーにも似た叙情的な轟音が光る。

歌詞はと言えば決して悪魔信仰ではなく、非常に散文詩的、内省的な物。どれもが音像に違わぬ、正に「泣き叫ぶような絶望」を連想させるもので、日本語の為「ある程度聴き取れてしまう」と言う事もあり、結構ハラに来ます。

聴くタイミング間違えると、精神にダメージ入る様な気もする逸品。あるいは貴方の慟哭を肩代わりしてくれるかもしれません。
【for fan of what ?】
コンパクトに攻める辺りや、結構エグいデスVo.なので共通項は少ないですが・・・叙情性の挟み方は時折Opethを思い出させました。あとは初期At The Gatesでしょうか。

個人的に結構プログレッシブな事をしてる印象ですが、「ブラックメタルは皆こんななのか?」と思わせる違和感の無さも感じたりして、いやはや何とも。ブラックメタル詳しくないのがもどかしいです。

【↓here is the sound !↓】 曲リストも追記にて。
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カオスな奴入りまーす

2010年11月13日 00:00

カオティックハードコア。情報過多で、どう考えても躁な音楽。私なんかは聴いててワケが分からなくなるんですが、その意味不明のただ中で「カッコいい」と思ってしまいます。

衝動を持て余しつつ聴く。今日はそんな音楽です。

【けーいおす!ヽ(’A`)ノけーいおす!】
・Psychofagist(Experimental / Grindcore / Psychedelic)
【はじまるよ!】
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The Number Twelve Looks Like You ♪「Mongrel」

2010年10月01日 05:18

51lzExckM9L.jpg
【Artist】The Number Twelve Looks Like You   >myspace<
【Title】Mongrel
【Rate】9/10

Experimental / Grindcore / Progressive

ごった煮カオティックハードコアThe Number Twelve Looks Like Youの、2007年作3rdです。

高速回転な単音リフで展開するポストハードコアな質感を主軸にしつつ、がっつりヘビィなドラム・引っ掛かりまくるリズム・歪みを増したシュレッドリフの乱入と、正にやりたい放題。時にメタル、時にフラメンコ(!)と、色んなジャンルを自由に混ぜ込んだカオスサウンドが魅力です。さらにツインVo.の存在感が物凄く、泣き声みたいなひょろボイスから凄身の効いたグロウルまで・・・正直やり過ぎな程に多彩です。

また、乱雑に表情を変えながらも、ここぞという所で盛り上げる曲展開がとても印象的。
寂しげなイントロを経て激情全開に疾走し、渾身のタイミングで泣きのコーラスが放たれる#3「Jay Walking Backwards」
邪悪スラッシュリフとパンキッシュなシャウトが不穏に敷き詰められ、そして憂いの歌い上げに繋がる#7「Sleeping with the Fishes, see?」
どれもバタバタと風呂敷を広げていきながら、一気にクライマックスへと突き進んでいきます。

ツギハギな様でいて、実はドラマチック。何とも不思議な感覚を味わえる逸品。

【for fan of what ?】
カオティックハードコア好きはゼヒお試しあれ。The Fall of TroyThe Dillinger Escape Planを足して二で割った感じかなと。ヘンな取り合わせですが。オカシイVo.については・・・引き合いに出せるバンドを知らないです。。

以下、次作4thと比較した感想でも。
上記のとおり「ポストハードコアの質感」と言う事で、ちゅるちゅるっとしたギターフレーズが目立ちます。音圧は全体的に軽め。その分余計に、異様なボーカルスタイルや激しく重いドラムへの違和感を感じるのは気のせいでしょうか・・・。
しかしながら、展開のギャップは4thの方がロコツ。ジャンルごった煮感や、唐突な歌メロコーラスの破壊力は、次作特有の魅力かもしれません。

より奔放・カオティックに進化した4thか、比較的バンドサウンドとしてのまとまりがある今作か。しかし芯は紛れもない彼らのサウンド。どちらかが好きなら、もう片方も文句無しにオススメです。

【↓here is the sound !↓】 曲リストも追記にて。
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The Number Twelve Looks Like You♪「Worse Than Alone 」

2010年04月01日 17:41

Worse Than Alone(2009)

【Artist】The Number Twelve Looks Like You (myspace:☆☆☆
【Title】Worse Than Alone
【Rate】10/10

Experimental / Progressive / Grindcore

NYからこんにちは。どこまでもカオティックなハードコア、The Number 12 Looks Like Youの4thアルバムです。2009年発表。

デスメタル、グラインドコアに始まり、ラテンやら民族音楽やら、何でもかんでもな、忙しないごった煮サウンド。高い演奏技術と息もつかせない展開で、緊張感を保ったまま一気に駆け抜けて行きます。

Vo.スタイルの多彩さも特筆モノ。ナンパの出来損ないみたいなナヨっとした歌い方をしたと思えば、地を這うようなグロウルが飛び出す。演説よろしく芝居がかったコーラスの後には、金切り声の様なシャウト。ここが一番、好き嫌いの分かれる所かもしれません。

そして忘れてはならないのが、カオティックな展開の中で光る“サビ”の存在。カチリと歌メロモードに切り替わる瞬間がもう、たまりません。
お気に入りとしてはM5「The Garden's All Nighters」。中盤に乱入する疾走ラテンジャズパートからの、爽やか→エモい歌い上げの流れがとてもアツい。

【for fan of what ?】
The Dillinger Escape Plan、Between The Buried And Me辺りがよく引き合いに出されるようです。前のめりな勢い、異質な音楽性の乱入・・・そういう意味では間違いなく同類。

【here is the sound !】
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