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フレンチメタル探訪は終わらぬ。

2014年04月20日 20:46

フランスの音楽シーンはホント底知れぬ。
今回ご紹介はFurykane。女性Vo.メタルのファンからDjentlemenまで一気に囲い込む勢いのダークホースなのでは、と一人盛り上がっております。

☆Furykane >facebook<
【 Alternative / Rock / Metal】

何はともあれ、3月末に発売した新譜からのMVをどうぞ!
"Feast"

冒頭からくるくると表情を変えるヴォーカルの手腕が光る。色っぽく、かと思えばトリッキーな歌いまわしに豹変し、サビでは一気に姉御肌!fufu-!!(あ、後半ちょっとエロいです声。
Nu-Metal辺りを思い出すギターのトーンで繰り出すDjentな粘りのリフも良いアクセント。しかし姉御なサビの存在が曲をキャッチーにまとめ上げ、メジャー!な力強さが全体に貫いている。これは強い!強いっす!!

惜しむらくは流通。差し当たっては公式HPからPaypalで購入する他無いのか、といった風情です。私は不注意が祟って25日までクレジットカード使えないので、しばらく我慢の子です。この話はどっちでも良いですね。


先日Cö shu Nieに沸いてからこっち、何故か女性ヴォーカルのものばかりに反応している自分がいる。たまに女性ヴォーカルじゃないと思ったらインストだったりする。なんなのか。そういう時期なのか。女の子が可愛い時期なのか(?)
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A Sense of Gravity ♪「Travail」

2014年03月14日 22:16

asenseofgravitytravail.jpg
【Artist】A Sense of Gravity >facebook<
【Title】Travail
【Rate】10/10

Djent / Death-Metal / Fusion

鋭さと複雑さをひたすらに追求した全方位隙ナシの快作。
アメリカはシアトル出身の6人組による、過去Bandcampで配布していた曲のリアレンジも含めた1stフルアルバム。2014年作。

仰々しい男声コーラスと共に幕を開ける#1「Wraith」。霧深いサウンドを鳴らすシンセとその中で理知的にリフを敷いていくギター。イントロの印象は壮大で幻想的なプログレッシヴメタル、といった風情だが、地鳴りの様なグロウルと共にそのイメージがあっさりと破壊される。次々とまくし立てる歌詞と前のめりに刻みまくるリフの佇まいは凶悪の一言。しかし一方でサビに入ればオペラを想起させる堂々とした歌唱に変わり、中盤のギターソロパートに至っては伸びやかなフュージョンの香り。シンセは気が付けばおどろおどろしい音で曲の背後を怪しく支えている。なんなんだこいつら。

凄みの利いたグロウルとパワフルな歌い上げを巧みに使い分けるヴォーカルが縦横無尽に暴れ周り、ざくりと分厚い切れ味を持ったギターによる刻みのリフが矢継ぎ早に攻め立て、変拍子やシンコペーションを多用した複雑なリズムが聴き手を圧倒する。そして、一曲の中にいくつものアイデアを詰め込んだ、密度の高い曲展開も無視できない。

ジャズピアノ乱入のアクセントも鮮やかに、全編に渡り和音階リフを叩き込む#2「Stormborn」や、低音のグロウルと高密度なリフとブラストビートで埋め尽くされる#6「Harbinger」の威圧感。激烈デスラッシュにシンフォニックなシンセを混ぜ、搾り出すようなエネルギーと共に突進する#4「Answers Lost」や、倍速チェンバーロックといった風情のイントロからスケール感たっぷりに広がっていくフュージョンメタルチューン#5「Trichotillomania」の叙情性。アグレッシヴな曲を揃えていながら、曲ごとの個性もそれぞれに際立っている。
一方で、しっとりと降り注ぐピアノを主軸に薄暗い空気を満たしていく#3「Breakthrough」や旅愁を覚える乾いたアルペジオギターが目立ち、後半の盛り上がりもメタル・バラードとして秀逸な#9「Weaving Memories」などクリーンヴォーカルのみの曲も、アルバム内でしっかりと存在を主張している。

自らのジャンル説明に"(Math, Djent, Death, Progressive, Shred) Metal,Fusion"と表記している彼ら。細分化されたメタルの要素たちを自らの表現のためにまとめ上げ、鋭さと複雑さをひたすらに追求した楽曲陣。正に全方位隙ナシと言いたくなる、怪作であり快作。

【for fan of what ?】
特に突進力のあるアグレッシヴな部分ではObscuraWhitechapel等のテクニカルデス・デスコアファンに。Djent界隈に注目すると、その奔放な曲展開においてCiliceを、フュージョン要素の落とし込みではSithu Ayeのファンなどに強くお勧めしたい。

【↓here is the sound !↓】 曲リストも追記にて。
[A Sense of Gravity ♪「Travail」]の続きを読む

Tigran Hamasyan ♪「Red Hail」

2014年02月12日 22:58

61492411_m.jpg
【Artist】Tigran Hamasyan >facebook<
【Title】Red Hail
【Rate】9/10

Experimental / Jazz

東欧はアルメニア出身のジャズピアニスト:Tigran Hamasyan(ティグラン・ハマシアン)による、2009年発表の3rdアルバム。今作はピアノ・ドラム・ベース・サックス・ヴォーカルの構成を基本とし、何曲かではギターも参加している。

軽やかに跳ねるピアノに続き伸びやかな女性ヴォーカルが入る#1「Shogher Jan (Dear Shogher)」で幕を開ける今作。波打つようなリズムも変則的ながら心地良く、9分という長尺ながら、さらっとした肌触りが長さを感じさせない。ショットバーで流れていそうなオシャレなジャズピアノ、といった風情だが、どうやらアルメニアのフォークソングを基にした曲との事。ヴォーカルのメロディーはなるほど独特な浮遊感でエスニックな香りは確かにジャズのイメージではない。
そして次の曲で、さらにジャズのイメージから離れていく。
恐怖感を煽るか細いピアノから、叩きつけるような旋律でサックスが複雑なリズムでもつれにもつれる#2「Red Hail (of Pomegranate Seeds)」。シンコペーションを多用し拍子を狂わせる奇妙なグルーヴと、ヘヴィメタル、スラッジコアに通じる攻撃的な低音の応酬に、清涼感は皆無。

柔らかなタッチで幕を開けながら、中盤で豹変し不穏な空気を撒き散らす#6「Sibylla」、シンセサイザーのつるりとした音と全編に渡って泳ぎ回るサックスが印象的な#9「Part 2: Moneypulated」など、ハードロック・バップジャズ・アルメニア民謡・スラッシュメタル他、一見バラバラな音楽達から影響を受けて表現されるピアノは一筋縄では行かない。
螺旋階段を下り続けるように刻むメタリックなギターリフを主軸にした#7「Corrupt」、颯爽としたフュージョンの攻撃性を持った#11「The Awakening of Mher (Mithra)」など、ギターの参加した曲の存在感も強い。そしてどの曲にも、独特なリズム感覚が波打っている。素直にはノらせてくれないグルーヴが、なんともいえない酩酊感を誘う。

ここ数年で、メタルを内包したジャズ・ジャズを内包したジャズという視点で捉えられる作品が増えてきているように思う。そんな中で今作を聴くと「ジャズから垣間見るプログレッシヴメタルの風景」という、稀有な立ち位置を感じさせてくれる。変なピアノジャズで片付ける訳には行かない、沢山の発見が隠れた傑作。

【for fan of what ?】
Led Zeppelinのリフをピアノで弾く幼少を経て、10代の頃にはKeith Jarrettのピアノを通してアルメニア音楽に触れたという。一方でMeshuggahSystem of A Downに強く敬意を表しているTigran氏。インタビューでも「Meshuggahみたいな曲を作りたい気持ちが表出した」と語られた今作は、プログレッシヴメタルのファンに幅広くお勧めしたい。
特にFredrik Thordendal氏のソロプロジェクトが好きな方、T.R.A.M.の様な「Djazz」ムーヴメントを好むかた、Zuの様なJazzcore愛好家はゼヒ。

【↓here is the sound !↓】 曲リストも追記にて。
[Tigran Hamasyan ♪「Red Hail」]の続きを読む

AnovAの音源更新頻度すげい。

2013年11月19日 21:00

ニュースっぽい小ネタ、どんどん刻んでいきましょう。

なんだかんだで継続して紹介している「メタル×クラシック×ブレイクビーツ」Djent3人衆AnovA。9月のリリースからまだ日も浅いですが、新しく3曲入りのEPを10月末に発表していますぜ!!

ビート感強め&Djent感強めの濃いアッパーチューン:Daedalus
ミステリアスな冒頭含め、ピアノの冷徹さが光る長尺:悲壮
刻みのリフも登場するが、本格的にバラード寄りの切なチューン:Unforgiving Blue・・・という以上3曲。

ヴォーカルの存在感は相変わらずですが少々マンネリ感も感じるか、といった風情。とはいえ彼らの音源はすべて2013年の物であり、そこで作風がころころ変わってもむしろ怖いんですけどね。個人的にバラードチューンの登場を楽しみにしていたので、「Unforgiving Blue」は手放しで嬉しい。わーい!最初の作品「涅槃」収録の「Ichirai No Rougoku [Ballad Version]」とか結構好きなんすよ私。

音質面でも安定してきていますし、今後も楽しみですよう。

【追記を待たずにおまけ】
AnovAの日本人メンバー:西手氏は、他のバンドでも活動してましてね?
☆Polarity Six >facebook<
【 Metal 】

曰く「ドイツ人、フランス人、日本人のメンバーを有する多国籍な5人組。 国境だけでは無く様々なジャンルの壁を取っ払い!」また多国籍か!グローバルか!!(活動拠点は東京のようです。

女性のゲストヴォーカルを交えた「Solarians」でAghoraを思い出したり、洗練されたシャープなメロデスを感じさせる「Three Inch Giant」なんかもアツかったり。Djent色は薄めの別ベクトルながら、これは・・・これで!!

(サックス+ギター)×ロック=(  '-')b゛

2013年10月14日 22:39

前略!

☆Clément Belio >facebook<
【 Jazz / Djent / Progressive 】

フランスでジャズ×メタルを追求するソロプレイヤー。「Animals as Leaders, T.R.A.M and Mestis, Chimp Spanner, Meshuggah and Devin Townsend, then e.s.t, Manu Katché, Daniel Mille, Gilad Hekselman… to quickly quote some of them. 」と、中々に幅広い分野のアーティストから影響を受けている様子で個人的に注目株なんですが、彼が何やらバンド形式でも活動を進めている様で、そのスタジオライヴの様子がfacebookで更新されました。

01. "Real Intro"

アンニュイなサックスからのDjentな刻みがもう、単純に好きです!

02. "Real outro"

こちらは一転してオシャレ感の強いイブシ銀な仕上がり。

情報のほとんどがフランス語で分からない事ばかりなんですが、機械翻訳によるとまだバンド名など決まっておらず、ただのセッションだよ、といった風情の様子。今後の動きが気になりますねぇ。

この方は今のところソロでの音源がBandcampに上がってます。Name Your Price!

一曲目冒頭の細やかなドラムなどジャズジャズしててステキ。



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